2011年3月17日木曜日

あんぱんまん

アンパンマンはどうして こんなにも長い間
子供たちに、はたまたまだ自我が芽生える前の赤ちゃんにまで好かれるんだろう。
と先日友人と話していました。

私も彼には特別な思い入れがあります。

妹が小さかった頃、当時ファンであった彼女のために
絵描き歌を覚えて、よく描いてあげていました。
イギリスに行った時も妹は繰り返し同じビデオを見ていました。
平和な思い出が彼と共にあるのです。

今日、アンパンマンのシナリオライターであるという
島田満 さんがこんなtweetをしていました。

「 先日、久しぶりにアンパンマンのシナリオを書きました。原作者のやなせたかし先生は戦場で第二次世界大戦を経験し、大勢の人々が命を落としていくなかで、正義とは何か、長い間考え続けたといいます。そしてたどりついた答えは「正義とは、おなかがすいた人に食べ物をさしだすこと」だと。 」

「 そして先生はアンパンマンをうみだしたんです。おなかがすいた者を助け、いたわり、自分の顔をちぎってさしだすアンパンマン。どんなときも勇気をもち、自らの体をさしだす無償の行為でみんなを支えるのです。いま東北で食糧がたりず都内でパンが消える非常事態に、アンパンマンの正義を思い出します。」

「アンパンマンがおなかがすいた人に自分の顔をちぎって与えるという行為には、第二次世界大戦を経験したやなせ先生のこんな深いメッセージがこめられていのです。 」


アンパンマン誕生にそんな想いが込められていることを初めて知りました。
そうか、だからあの歌はあんなにも命について、使命について、愛について語っているんだな。




【作詞】やなせたかし【作曲】三木たかし
 そうだ うれしいんだ 生きる よろこび たとえ 胸の傷がいたんでも
 なんのために 生まれて なにをして 生きるのか こたえられない なんて そんなのは いやだ!
 今を生きる ことで 熱い こころ 燃える だから 君は いくんだ ほほえんで
 そうだ うれしいんだ 生きる よろこび たとえ 胸の傷がいたんでも ああ アンパンマン やさしい 君は いけ! みんなの夢 まもるため
 なにが君の しあわせ なにをして よろこぶ わからないまま おわる そんなのは いやだ!
 忘れないで 夢を こぼさないで 涙 だから 君は とぶんだ どこまでも
 そうだ おそれないで みんなのために 愛と 勇気だけが ともだちさ ああ アンパンマン やさしい 君は いけ! みんなの夢 まもるため
 時は はやく すぎる 光る 星は 消える だから 君は いくんだ ほほえんで
 そうだ うれしいんだ 生きる よろこび たとえ どんな敵が あいてでも ああ アンパンマン やさしい 君は いけ! みんなの夢 まもるため

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