2012年8月26日日曜日

アンテナ→目の前にきゃー

前回の投稿から半年が経ってしまいました。きゃーー。
2012年が変化の年になるなんちゃらと言っていましたが、2012年もあと残すところ4ヶ月です。

思ったとおり変化の年真っ盛りです。


一番大きい変化は5月に転職をしたこと。
10日間で決まるというかなりスピーディーなプロセスでした。
7年間本当にお世話になったエミュースインターナショナルを辞め、
渋谷ヒカリエ8階にあるCreative Lounge MOVというシェアオフィス/コワーキングスペースの店長を務めさせていただくことに。

初日から現在まで日々、思わず「え!うそでしょ!」という鳥肌がたってしまう再会や
出会いのオンパレード。


また私にはだいたい半年のサイクルで訪れる波があるのですが
最近は以下の現象が著しく多いです。
「へーそんなのがあるんだ!」「へーこの人超素敵!」とアンテナを立てたら、
数日以内にそれ/その人が目の前に現れるという不思議現象が起こっちゃうのです。
本当不思議なんですよ。ちらっと聞くこと知ること何も無駄にできない・・・

先日家で普段まったくしないリサーチをYouTubeでしていました。
ちょっと一息つこうと思っていたときに、
いつもMOVをご利用頂く同じ階にギャラリーを運営する小山登美夫さんの映像が
出てきたので、7分割された映像を見てアートビジネスについてのレクチャーを聞いてみることにしたんです。そしたらまたその関連映像にサングラスが目を引く女性が出てきました。
チラッと「ちょっといつもは見ないけど、今夜は見てみよう」と思ったんです。

そしたらその話が素晴らしい。地球にも人にも優しいエシカルファッションについての
お話と、これからのファッションについてのレクチャーでした。
VOGUE、ELLE、そしてmarie claireの編集長を務められた生駒芳子さんという方でした。


次の日職場で朝から同僚に昨日の感動を話していたんです。
そしたら小山さんがいつものように気さくに「よ!」と入っていらして
次に「この人ここに興味あるから店長、案内してよ」と・・・

・・・・・・・


生駒さんだったんですねー。もう手が震えてしまって資料をすべて渡し忘れました。w




YouTubeで見た順番と同じ順番ですよ。あーびっくりした。
とても粋な方で、メンバーになってくださったうえに、先日は某雑誌の取材の場所にも指定してくださいました。




みたいなことが今毎日のようにいっぱい起こっています。
自分の得意なこと、そうでないこと、新しい仕事を通じても引き続き日々気づかされます。


周りの友達にも今すごい変化の波が来ています。
このタイミングたるや仕組まれているとしか思えませんね。


さて続いて私のアート活動についてまとめます。








2012年2月6日月曜日

不思議の国のアリス症候群と一事が万事

アフター6が充実しっぱなしだった去年が嘘のように
2012は年始から仕事満載の日々。
右脳を封印して、左脳ばかりをめいっぱい使っています。
絵も一切描いていないのですが、久しぶりに今夜は右脳がうずうずしています。




つい最近「不思議の国のアリス症候群」という存在を知りました。
世界で聖書に続いて一番読まれている作品である「不思議の国のアリス」のお話の中には
主人公アリスが小さくなったり大きくなったり、首が伸びたり、首だけの猫が出てきたり、
普通の人からは到底出てこないような、ユニークなビジュアルアイディアが満載です。


実はこれらのビジュアルが実際に見えてしまい、それに苦しんでいる人々が
世界には少数ながらいて、その病名が「不思議の国のアリス症候群」と言うのだそうです。


私が驚いたのは、著者のルイス・キャロルが実はこの病気に苦しんでいる一人である
可能性があったということ。
でもその苦しみを、ルイス・キャロルは物語に昇華させ、
その物語は世界中の子供たちを今も魅了し続けているのです。


作品作りにおいて、作者のテーマは実は自分の中でひっかかること、葛藤していること
であることが多いと思います。
実際草間弥生も男性恐怖症を克服するために作品を作っていますし
太宰治や三島由紀夫も劣等感を克服するために作品を書いたと言われています。
ルイス・キャロルもきっとそうだったのではないでしょうか。


その表現が見る、読む人の心を揺さぶるまでのクオリィティに達しているのは
彼らの努力や才能ではあるとは思いますが、作品を作ること自体が
彼らにとってセラピーのようなものだったのかもしれません。


私はその感覚によく至ります。
絵を描きながら、自分の中の思いや感情を整理して、描き終えるときには
なんだかすっきりした気持ちになることも多いです。


うまくいっている恋愛中など自分がとてもハッピーな時は、全然描く気になりません。
描く必要がないからです。
相手がいるからそこですべてが昇華して終結できるからでしょう。
また本当に苦しいときにも描けません。
描いたとしても暗すぎて世にお披露目できる代物にはなりません。
もしくは仕事などでストレス満載のときも何もイメージが降りてきません。


すこし頭が暇になり自分の中で消化不良のものがあることに気づいたときに
それがテーマになることが多いかもしれません。


でもそのテーマに気づくために、この「OFF」の時間が大切なんです。
私の場合仕事は特にきかっけになることが多いです。
自分の足りないところにたっくさん気づかされるからでしょうか。
「一事が万事だなぁ」と最近よく思います。優秀でよく気づく人はどこまでもきめ細やかで、正確。
逆にやり取りの中で一つ「あれ?この人大丈夫かしら」と思うと、送られてくるメール先が間違えていたり名前が間違えていたり納期が遅れたりする。
そこで私も人の振り見て我が振り直せで、反省するわけです。
そしてはっと気づくんです。仕事もプライベートでも課題は一緒。
自分の足りないところは、フィールドが変わっても足りないのですね。
もちろん逆もしかりですけどね。


克服すべき課題が多い私ですが、日々沢山気づきがあることは
ありがたいことですね。
仕事はなんだかハードですけど、きっと成長しろよ、一皮むけろよと言うことなんでしょう。
次々に出てくる課題と対峙しつつ、また新たなテーマが生まれるかな。
まじめ!


“後悔先に立たず・・む”


”聞くは一時のハイジ 聞かぬは一生のクララ”




だってさ!!