2011年3月18日金曜日

hope


頭がいつも逃げてしまいそうだから

2011年3月17日木曜日

あんぱんまん

アンパンマンはどうして こんなにも長い間
子供たちに、はたまたまだ自我が芽生える前の赤ちゃんにまで好かれるんだろう。
と先日友人と話していました。

私も彼には特別な思い入れがあります。

妹が小さかった頃、当時ファンであった彼女のために
絵描き歌を覚えて、よく描いてあげていました。
イギリスに行った時も妹は繰り返し同じビデオを見ていました。
平和な思い出が彼と共にあるのです。

今日、アンパンマンのシナリオライターであるという
島田満 さんがこんなtweetをしていました。

「 先日、久しぶりにアンパンマンのシナリオを書きました。原作者のやなせたかし先生は戦場で第二次世界大戦を経験し、大勢の人々が命を落としていくなかで、正義とは何か、長い間考え続けたといいます。そしてたどりついた答えは「正義とは、おなかがすいた人に食べ物をさしだすこと」だと。 」

「 そして先生はアンパンマンをうみだしたんです。おなかがすいた者を助け、いたわり、自分の顔をちぎってさしだすアンパンマン。どんなときも勇気をもち、自らの体をさしだす無償の行為でみんなを支えるのです。いま東北で食糧がたりず都内でパンが消える非常事態に、アンパンマンの正義を思い出します。」

「アンパンマンがおなかがすいた人に自分の顔をちぎって与えるという行為には、第二次世界大戦を経験したやなせ先生のこんな深いメッセージがこめられていのです。 」


アンパンマン誕生にそんな想いが込められていることを初めて知りました。
そうか、だからあの歌はあんなにも命について、使命について、愛について語っているんだな。




【作詞】やなせたかし【作曲】三木たかし
 そうだ うれしいんだ 生きる よろこび たとえ 胸の傷がいたんでも
 なんのために 生まれて なにをして 生きるのか こたえられない なんて そんなのは いやだ!
 今を生きる ことで 熱い こころ 燃える だから 君は いくんだ ほほえんで
 そうだ うれしいんだ 生きる よろこび たとえ 胸の傷がいたんでも ああ アンパンマン やさしい 君は いけ! みんなの夢 まもるため
 なにが君の しあわせ なにをして よろこぶ わからないまま おわる そんなのは いやだ!
 忘れないで 夢を こぼさないで 涙 だから 君は とぶんだ どこまでも
 そうだ おそれないで みんなのために 愛と 勇気だけが ともだちさ ああ アンパンマン やさしい 君は いけ! みんなの夢 まもるため
 時は はやく すぎる 光る 星は 消える だから 君は いくんだ ほほえんで
 そうだ うれしいんだ 生きる よろこび たとえ どんな敵が あいてでも ああ アンパンマン やさしい 君は いけ! みんなの夢 まもるため

2011年3月14日月曜日

friends

地震の翌日、友達の家からお昼に家に戻った。
電力不足とのことで、暖房も照明も消して過ごした。
テレビはずっとつけていて、いつでも逃げられるように服を着たまま。

twitterの威力を感じ、人の強さと温かさを感じた。
一人のスペースが欲しかったので、あえて一人で過ごしたのだけれど
テレビからずっと流れている映像と地震の警告音に緊張が続き
やはり気が滅入ってしまった。

2日後の日曜日。きれいに晴れた。
TVを消して音楽を聴いた。深呼吸。
夜のご飯に声をかけてもらって、その仲間の家まで散歩。
元気な皆を見たら力が抜けた。

夕方からは幡ヶ谷の龍口酒家に大勢の友達が集合。
笑って食べて飲んで、すっごいじんわり嬉しかった。
はしゃいだら水をコップ一杯自分にこぼしてしまったほど。

斜め前の友達が涙目で私を見てた。
ふざけていた私を見て「ああ そうやってふざけてるの見れて安心したよー」って。
ああ、私は幸せ者だなぁ。嬉しいなぁって感じたよ。ありがとね。


生きてるのはとてもキラキラしていることだね。
生かしていただき本日もありがとうございます。
色々と気づかされた3日間。

不安な夜を過ごしている人たちがいっぱいいる。
寒い思いをしている人たちがたくさんいる。
見つけてもらえない人もきっとまだたくさんいる。
どうかより多くの人が助かりますように。


東北地方太平洋沖地震

3・11.2011
東北地方太平洋沖地震発生。
金曜日。週末のスノボ旅行を楽しみに早く仕事を終わらそうと思っていた。

突然揺れを感じた。けれど、いつものことだと鳩サブレをのんきに食べていた。
たまたま同僚と二人しかオフィスにおらず、机の下に隠れる彼女に
「大丈夫だよー」と言っていた。
揺れが大きくなったので、一応机の下に一緒にもぐる。
隣にある本棚が揺れていたので、右手で支えたが、揺れ具合が今までに感じたことのないもので
初めて身の危険を感じた。
靴を履こうと思っても、ぐらぐらして走れない。

やっとのことで9Fから非常階段で走り降りた。
1Fに着いたものの、非常扉が閉まっていて、見慣れない風景に方向感覚を失う。
原宿の駅前にはいつものように修学旅行生がたくさんいた。
パニックしている子達に、冷静さを奪われてしまいそうで、道を渡った。
竹下通りの入り口にあるアーチがぐらぐら揺れていた。

揺れがおさまったので、階段を上りオフィスに戻ると
倉庫にある蛇口が何かの反動でひねられていて、書類の入ったダンボールが水浸し。床にも水が溜まっていた。
食器棚からはガラスのコップが出て割れていた。
上司の引き出しは開いていて、書類が床に散らばっていた。
支えていた本棚の上にあったモデムたちが、コードにひっかかって床に落ちることはなかったようだが
宙ぶらりん。PC本体は倒れていた。

そこで2回目の大きな揺れ。
今度は貴重品をすべてもって駆け下りた。

上司に外で会い、状況報告。
その後、管理人さんにモップ、ほうき、ちりとりを借りて
水浸しの床を掃除、ガラスの破片の処理。

締め切りがあったフランスの会社に連絡。納期を延ばしてもらう。

津波の映像に放心状態。
何が起こったのか分からない。
家族に電話するもつながらない。

twitterでの情報が一番頼りになった。
DMで友達とコンタクト、安否の確認。
万が一のときにお世話になれる友達の力強いコメントに励まされる。

家族の安否も確認。
文京区の祖母の家に集合した様子。

22時まで会社で様子をみる。
上司がコンビニのグラタンを買ってきてくれた。

その後上司に家まで送ってもらった。
道には交通手段のなくなった人たちが大勢静かに歩いていた。

23時帰宅。
家の被害は特になかった。

その後壁の亀裂を3箇所発見。
余震はまだまだ続く。キッチンに引っ掛けてあるグラスがキンキン鳴ると揺れている証拠。

近所の友達の家に25時ごろに着く。
TVはずっとつけっぱなし。
朝5時前に眠りに着いた。
友達のおかげで安心して睡眠を取れた。



2011年3月8日火曜日

I died


3/13(木)に表参道にあるPASS THE BATTONに行ってきました。



Freitagという

スイスのメッセンジャーバッグのブランド。商品はトラックの幌で作られていて超頑丈。


そのイベントがあったのだけれども、行ったころには終わっていました。



そして死んできました。


自分のバッグにfreitagのタグをつけて、死んで、それを写真に撮ってもらうという
YOU AND YOUR BAGという企画でした。w


死因はもじゃもじゃすぎるということでした。

こういう企画っておもしろい。自分のバッグっていうのがチャーミングね。


tweetされましたが、名前が間違えて伝わっておりました というオチあり。


2011年3月6日日曜日

becoming a mother

友人のMの大事な子供に
「ママの好きなところはどこ?」って聞いたら
「全部」って言ってママにキスした。

母への子供の愛は完全で100%。
どんなにはちゃめちゃしてても
ぶれない。

ぎゅっとなった。
母になりたいなって思ったよ。
素敵な光景だったよ。


2011年3月3日木曜日

映画

最近見た映画

①マディソン郡の橋
グラン・トリノに続き、監督としてのクリント・イーストウッドを尊敬するに至った作品。
4日間の大人のラブストーリー。
些細な表情や言葉や言動がとても丁寧に描写されていた。
恋って時間じゃなくって、その濃度で決まってくるものなんだなぁと感じた。
でもきっかけを作るのは女性なんだなっていうのも学びました。
不倫の話だから好き嫌いはあると思うのだけど、と言っても不倫を肯定する気はないけど
そういう倫理観とはかけ離れた次元の物語。若いときに見ても分からなかっただろうな。

②ヒア・アフター
これもクリント監督。友情、真実の愛を描いたかと思ったら、今度は死がテーマ。
どこまでクリントは悟っているのだろう。どんなにリッチな経験を積んできたんだろう。
そしてそれを正面からきちんと描ける熱意と人間力、そして技術に感動した。
見えない力で人はつながっていて、そのつながりからドラマが生まれる。
死を通しての人生の美しさや儚さが描かれてる。私は身近な人を亡くした経験がないけれど
それを経験したら、また違う視点から感じるところがたくさんあるんだろうな。

③野ばらパーマネント
菅野美穂、江口洋介主演。
何でもやさしく受け入れて、肯定してやさしく微笑んでる人たち。
最後に大どんでん返し。映画の醍醐味。日本のsixth sense的な物語。
珍しくぜんぜん寝れない日に朝方から見始めて、終わったころには小鳥がさえずっていた。
狂気と正気は紙一重なのかもしれないね。

④英国王のスピーチ
イギリス人のふふっと笑ってしまうやりとりが満載の心温まるストーリー。
知らない間に自分の中で、まるで自分の一部のように凝り固まってしまったトラウマが
友情によって気づかされ、溶かされて、そこから抜け出す様子がわざとらしくなく、
ゆっくり描かれていく。
頑固で認めたくなくて、人にどう見られるかを気にしすぎて隠してしまう。
でもそこが自分にはとても辛くて抜け出したくて、でもどうしていいか分からなくって。
過去の自分とダブルところがあったなぁ。
必要なのは自分を出すちょっとの勇気と、それを見てくれている友達と、そして最後には自信。
自信ってある日突然生まれない。自分が出した分だけ、積み重なっていくものです。


ブラックスワンが今一番見たい映画だな。

2011年3月1日火曜日

works


フォームが官能的ですよね


大きいです

works