2011年12月13日火曜日

いろんな才能


サッカーがうまい バスケがうまい 字が上手
歌が上手 ファッションセンスがあるなど色々な才能があるけど、
目立たない才能もある。

長所=短所 というわけで、そういう目立たない才能は見方によれば
短所。そんな才能に今日一つ気づかされた。

今日気づいた私の目立たない才能は
一つの場所にとどまっているのが上手ということ。
好き嫌いははっきりしているはずだけど
結構我慢強い。

これは見方を変えれば、
変化を起こす勇気がないというのとイコール。

そう言えば思い当たる節もいくつか出てくる。
今の仕事を始めてもうすぐで6年続けてるし
目黒にはもう5年目だし
旅行ってほぼしないし

振り返れば私の人生、大きな変化は与えられるものが多かった。
国内国外の引越しは一番大きかったかな。
イギリスに中学1年生でわたり、毎日がカルチャーショックのオンパレードで
私は一切覚えていないのだけど
「すごい環境が違うから、自分が変わればいいんだよね」と私が言ったことを
母が覚えていた。適応能力ばっちりですね。13歳の私。

でもこれからって、もちろんそういう外もたらされる変化もあるだろうけど
自分で作ろうと思えばいくらでも変化は作れるんだよね。

ちょっとこの才能を忘れてみてもいいかもしれないと思ったのでR。
来年は変化の年って勝手に決めてるから。

2011年11月26日土曜日

「Gather Around」がビルの看板に

このたび飯田橋にある、とある素敵なビルの看板に、
「tip of toe つま先の先」に展示をした「Gather Around」という作品が採用されました。



お話を頂いたのが2011年11月17日の深夜。
8日後の11月25日にこのような形になりました。

これにはとても信じられないストーリーがありました。
是非シェアさせてください。


1)去年2010年10月 中目黒のhatos bar http://hatosbar.com/ で人生初の展示をしました。

2)レセプションパーティでは、当日まで会ったことのなかった素晴らしい歌手の
高木奏子ちゃんhttp://takagikanako.com/singer/home.html に歌を歌ってもらいました。
(これも不思議なことに私の仕事の同僚のプロドラマーが彼女のバックで演奏しているという
偶然もありました)

3)先月の中旬、突然 奏子ちゃんからhatos barで
友達と飲むからおいでとお誘いを頂きました。

4)そこには奏子ちゃんが大学の同窓会で知り合ったというフィルカンパニーという
駐車場の上“空中空間”に、店舗を作るという事業を展開している会社のCEOである
高橋伸彰さんがいらっしゃいました。http://www.philpark.jp/concept.html

5)またその空中空間の一つにコングラッツ・カフェという素敵カフェの
オープニングを控える山口哲也さんもいらっしゃいました。

6)hive cafehttp://www.hivecafe.jp/での展示のフライヤーをお渡しすると、
なんとhive cafeとコングラッツ・カフェの地主さんが同じであることが分かりました。
しかもhatos barを設計した有村香織さんが、コングラッツの設計もしていることが分かりました。
これはなんという奇遇!ということでちゃっかり月末のクロージングパーティーにも是非!と
お誘いしました。

7)しかもその地主さんがhiveの代表の鈴木氏とコングラッツの山口さんを
数日後紹介されていたとのこと。

8)そして4)の高橋さんと5)の山口さんが
新しいビルのフロア案内をどうしようか迷っていた際、私のフライヤーを見て・・・


ということで11月17日の深夜にメールにてご依頼を頂いたという運びです。

これ以外にもhiveの鈴木氏と出会わせてくれた
今や良き友人のmomoko http://merrybirds.com/
との出会いも去年のhatosでの展示がきっかけでした。
今回のデザインも担当してくれました。


奇遇にも 絵のタイトルは 「Gather Around」 集まれ!という掛け声。
どれだけの出会いが絡み合って、今日のこの日を迎えられたのでしょう。
数えられません。


ほんとうに生きてるって楽しいことです。
有難いことです!


さてこの素敵なビルはこちらです。

フィルパーク
 東京都千代田区飯田橋3-2-6
  東西線「飯田橋」駅、A5出口から徒歩1分











2011年11月25日金曜日

tip of toe つま先の先 のご報告


先月の展示「tip of toe つま先の先」に足を運んでくださった皆様、
お忙しい中、本当にどうもありがとうございました。
皆様のお陰で、去年に続き二回目の展示を無事終える事ができました。

今回は展示のプロである山口達彦さん http://trnk.jp/ に設営をお願いしました。
二時間という限られた時間の中で、とても綺麗に仕上げていただきました。







期間中は家族をはじめ
十代からの友人、憧れの先輩方、可愛い後輩、
出会ったばかりの素敵な友人などたくさんの方がhive cafeに遊びにきてくれました。

ハロウィンが近かったこともあり、
29日のクロージングパーティーでは、皆様にも仮装をしていただきました。
私はつま先がついているという理由だけで、
ロバに乗ったメキシコのおじさんに扮しました。
しかもアメリカからのインポートです。




(こちらはパーティーの途中で可愛い女の子が買い取ってくれました。
ありがとうございました。)


好きなことをすると、自分の世界が思いがけない方向に繋がり、
広がることを今回も身体中で感じることとなりました。

何にも変えがたい、素晴らしい出会いをいつも運んでくれる
作品をシェアさせていただくという機会を今後も続けて生きたいと思います。
この続きの驚くべき繋がりはこのあとすぐ!

2011年10月2日日曜日

tip of toe exhibition (English)



My second exhibition titled "tip of toe" has just started from yesterday Oct 1
at hive cafe in Iidabashi, Tokyo. The exhibition will last until the end of this month. 


hive cafe @iidabashi
http://www.hivecafe.jp/ 




 On the 29th, a closing party will take place from 19pm till 23pm.
The charge will be 2000 yen. Since this is a cafe/ restaurant, great food will be served. 
 I am asking the guests to also dress up as anything you want.
 Halloween is just around the corner:)




 About the theme " tip of toe ", it actually took a while to come up with it. 
The theme of my previous exhibition last year at hatos bar http://hatosbar.com/ with haruna was "nest". 
Although what it originally meant was a place where you feel comfortable and safe but my perception of the theme was somewhat leaning toward flying out of it. 
And there was a massage that things will be okay even if you fly out of your comfort zone, even if you go "off the track"
The painting "oops" depicts a girl falling out of a golden swing. And 3 little somewhat comical paintings follow to tell that she will be fine anywhere she falls. The series were painted for the previous exhibition, however, I have decided to show them at this one as well.

.

Anyhow, "tip of toe " captures the moment just a second before she lands on the ground.
Where she is about to land is just a tiny bit away from her toe.


The message,  hakuna Matata, stays the same, however, compared to last year,
I feel I am much closer to the ground. I feel what I am trying to reach is just a few centimeters away.
My search still continues, since I am still off the ground, but especially after 311, things are clearer.


If you are interested, please come and see my works and share your thoughts and passion.


Cheers!




tip of toe つま先の先




無事設営も終わり、昨日10/1(土)から飯田橋のhive cafeにて展示が始まりました。
10/31(月)までの1ヶ月間です。



29日(土)には、クロージングパーティーを19-23時まで行います。 
お食事代の2000円とハロウィンの衣装と共に是非お越しくださいませ。







 hive cafe 飯田橋
http://www.hivecafe.jp/ 







 今回の展示のテーマについてお話しをします。 
テーマは「tip of toe~つま先の先~」です。
 あとちょっとつま先を伸ばしたところにある何かをイメージしました。





 昨年10月にHATOS BAR@中目黒でharunaと共に行った初個展のテーマは「巣」
どちらかというと巣立つことをイメージしていました。



 例えば今回も展示をすることにした「oops」という
女の子が澄まし顔でブランコから落ちている絵があります。
落ちても色々な展開が待っているから、大丈夫だよというメッセージを込め、
小さなコミカルタッチの三作品が続いています。 









 

今回は、その落ちる前のほんの少し前を、もっとゆっくり丁寧に描いています。
基本的なメッセージは同じですが、個人的な感触として、
私が去年よりも地面に近づいたように感じています。 






震災があり、自分にとって大切な物が以前よりクリアになったと感じます。
何か確かなものにもう少しで触れられそうな感じ、
あとはきっかけだけ、あとちょっとの何かで動くような感じがしています。







それから私のいままでの作品のほぼ全てに通ずるテーマである生命力。
今回は展示作品の中で一番大きな「happy lamp」にその色が濃く出ていますが、
もう一つ今回はplanting lifeという物語を友人のSTMKingが書いてくれたこともあり、
その物語に合わせた作品も展示しています。物語はこの一つ前のブログにアップしました。






去年からまた沢山の輪が広がりました。
沢山の出会いがありました。

今回の作品に触れていただき、一緒に何かを感じていただければとても幸せです。
どうぞよろしくお願いいたします。

Planting Life

友人STMKingから届けられた命の物語
Planting Life

はじめはひとつの命。
おわりもひとつの命。

ズッドーーーン!

大きな大きな星に
小さな小さな石が
物凄い勢いでぶつかりました。

小さい石は粉々になって、
高く舞ってキラキラとゆっくりと大きな星の上に降り注ぎました。

小さな石が作った
へっこみの上に。
まるで恵みの雨のように優しくしとしとと。

しばらくすると、へっこみの真ん中が緑になってきました。

そう思ったら瞬く間に緑は大きくなって、茶色や黄色や青や赤やオレンジの模様が広がっていきました。

そのデコボコでまだらで、
いたづらっぽく、力強いもこもこした色たちは、ドンドン大きくなっていきます。

ぐんぐんと

上へ上へ伸びる。
翼になる。

ひろびろと
横へ横へ広がる。
手と指になる。

にょろにょろと
根と根が繋がる。
大地とひとつになる。


雨が降って。
日を浴びて。
風を受けて。

水が流れて。
火が起きて。
音が生まれて。

虫達が集まってきて。
動物達が旅してきて。
鳥達が歌いにきて。

そうして長くて短い
短くて長い時間のようなものが過ぎていきました。

・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・・・



ズッドーーーン!

大きな大きな石は
小さな小さな星に
物凄い勢いでぶつかりました。

キラキラ。
キラキラ。


はじめはひとつの命。

おわりもひとつの命。

Planting Life

2011年9月16日金曜日

絵って

ちょっとした鈍い◯◯感を感じながら毎日キャンバスに向かってる今日この頃。
ときどきangry birdsが間に入ってきてしまいます。
もう全部クリアーしたのに、三ツ星を獲得したいと思っちゃってる私を消せないのです。
でも今日は絵に飽きたら、部屋の小さなスペースを、例えば洗面所を磨くなどするというルールにしたら、案外いけます。
絵を描く事は不思議です。

描き出すまで、何も出てこず唸り続けて、時には、数時間絵の前に座っているだけの時もあります。「きー悔しいー」と思いながら、「もう寝てやる」と思いながらも、
「これで描けないと、明日も仕事後はこの続きだ」と思うのです。そうしてやっと筆を持つと、意外なものがふと出てくるんです。そして、それがまたつながって、次のアイディアが生まれることが多いのです。
そして「さて、じゃあ明日はこれもやってみよ」と思うのです。(そう行かない日もあります)
もちろん最初からはっきり、イメージがあって、勢いよく描けるものもあるけど、この自分から何が出てくるのか知りたいという好奇心から、今回は比較的大きな作品は固まる前に始めています。そして四作くらい同時進行です。

一回具体的に動きだすと、ひらめきがあったり、気づきがあったり、反省があったり、失敗があったり、葛藤があったり、思いがけない喜びやボーナスがあったり。

これってまさに日常生活と同じことなんですね。一歩でもいいから具体的に動くって大事なことだなぁと改めて絵を描きながら気づきました。

はたして成長してるんだろうか。


結構ストイックな生活が続いてます。友達との約束を天気のせいにして、キャンセルして多分嫌な気持ちにさせてしまったと思います。(ごめん)
ビールも超飲みたくなります。飲むけど。昨日はハイボールだったし。

搬入が終わったら、断捨離しよ。そしてちゃんとお洒落っぽくして、人に会おうと思います。

angry birds

2011年8月17日水曜日

いつも ひとり


私にはいろいろなパターンがあります。

悲しくて情けないパターンもあります。
繰り返されるたびに「しまった。また来てしまった。」と思うのです。 
もっと学びなさい、はやく行動を変えなさいと
何かが私に伝えようとしているかのような類のものです。

まだ訪れ続けるので、全然修行が足りていない証拠です。
パターンを断ち切るにはぶるぶる震えるくらいの勇気がきっと必要なのです。

でもとてもよいパターンもあります。
何か勇気を出して行動したときにだけ訪れる類のものです。

いつも思いがけないところから来るのです。
それまで全然知らなかった人が


たったひとり

現れて背中を押してくれるんです。


いつも不思議なことに、たったひとりなんです。


もちろん他にも応援してくれる人が沢山いて私は大変恵まれているのですが、
大きな勇気をくれるのは、いつもひとりなんです。


これが何を意味するのかを私はきっと知っているのです。
でもそれを信じるにもまたぶるぶる震えるくらいの勇気がきっと必要なのです。

どちらにせよ修行は続くのです。

2011年8月2日火曜日

just a little too much

やりすぎちゃ だめ


控えすぎても だめ


その間が大事


もっと見たいのに
もうすでに余韻に浸ってしまっているのが理想
余白が一番パワーを持ってる


今夜は少しやりすぎた
引き算って大切


足しちゃった後に、引いても
なんか違っちゃう
もっさりしてしまう


前もって感覚で引いて
余白を作って
そこ ってとこに置くこと


大事

2011年6月28日火曜日

便利 vs ロマンチック


基本ひっそり書こうと思っていたこのブログ。
ふと、「あ、最近mikassoチェックしてないな。元気かな」って思い出してくれた人に
訪れてもらいたかったのよ。


しかし


最近の人々はRSSという機能を使って
ぴぴっとお気に入りのブログを登録すれば
今私がここに書いたことは、ほぼオンタイムで、そのRSSさんっていう
ちょっと洗練されてるっぽい人に奪取されるわけですね。


私は今まで、「●●元気かなー」ってその人のことを思い出したときに
ブログをのぞきにいくタイプだったので
いきなりRSSさんに「今を生きろ なう!」って言われた気がします。



でもこれさ、ロマンチックじゃないじゃん!
「ふと思い出してチェックしたら、え!となり駅に引っ越してきてたの!」みたいな
私が好きなセレンディピティ的要素が激減!


今の待ち合わせは
場所もだいたい、時間もだいたいで決めて
だいたいの場所と時間に着いたら「もしもし」。

昔は相手が遅れたときは確認する手段もないから
「事故に遭ってたら・・・」とか「場所言い伝え間違えたかな」とか
「あれ、嫌われちゃったのかな」とか想像が膨らんで
色々ドラマがあったよね、きっと。


小学生のとき友達と待ち合わせた際に、ぜんっぜん会えなくて、
お互い泣き顔で切なくて悲しくて、それぞれの家に帰って、家の電話から
「ごめんね」って言ったなぁ。


恋愛だって
「君に読む物語」の時代にtwitterがあったら、あんなドラマ生まれなかったね。
今はさ「会いたいな」って思ったら、それと同じ瞬間に「会おうよ」って相手に届く。
会ってるときに言えなかったことも、後で指運動。「あれ、ほんとは嬉しかったんだよ!」
準備指運動と整理指運動。

日本の十二単の時代はさ、短歌を送りあって
いつ来るかわからない、浮気男をただひたすら
どきどき待つみたいなことをしてたんでしょ。
「あんなこと書いてくれたんだもん、きっと今夜あたり来てくれる」って信じて。
じれったいけど、きっとそこにロマンがあったんだろうね。


でもきっと1週間経っても来ない、1年経っても。。みたいなこともたくさんあったね。



超いや、そんなの!時間の無駄すぎ!!
無理!ろくでもない!ばっかじゃないの!!




今はFacebookやtwitterで
「なんでこの子と写ってるのよ!!風邪だって言ってたじゃん!きーー」
ってすぐ分かるね。すぐに次に行けるね!無駄がないね!


いいね!



って明るく言ってはみたけどさ
実は人の心は、昔も今もきっと何も変わってない。
大事な人に大事だよって言うだけで泣けちゃうくらい変わってない。
じれったいのも、嬉しいのも、いらいらするのも、嫉妬も、にゃんにゃんも、
もんもんも、しくしくも、いじいじも、じーんも、wkwkもdkdkも変わってないね。


共存できるね。便利とロマンチック。



だからRSSしてくれてる皆さん、ありがとう。
私もしてますなう。









2011年6月2日木曜日

私にとってのダンス

http://www.youtube.com/watch?v=1A8p9Vlcm44

5・28.2011
@warehouse

5歳でバレエを始めて、ほそーくながーく今まで続けてきたダンス。
シミーズでフィギュアスケートを見ながら踊り狂っていた私を見た母親が
近所のバレエ教室に見学に連れて行ってくれた。
その日にはいてた靴下までも鮮明に覚えている。

絵も好きだけど、ダンスはまた違う。自分の中にあるものを表現、昇華させるという意味では同じだけど違う。
絵は自分の中のものを静かにキャンバスに置いていく、そしてそれはゼロから1への作業だけど
ダンスは動。そして1を1+にしていく作業。というのもそこには既に誰かの作った
思いのこもった音楽があるから。
なので曲を作ってない私としては、その世界を自分なりに解釈して、動きにする。

今回は最初の曲を選ばせてもらって、振り付けもさせてもらったのだけど
fish in the seaという歌詞からは海から魚が元気よくぴょーーんと出てきている様をイメージして
動きにできないかなとか 色々考えるわけです。
もやもやーとしてるイメージを一個一個動きに変えていくパズルみたいな作業。
パズル嫌いな私だけど、このパズルは大好き。

10人いたら絶対に違う10この振りができるってワクワクする。
制限がある中での自由。

そして何よりも汗。いっぱい色々なものが出るね。
そしてアドレナリン。
そして3Dであって、踊ってる人と、本番ではお客さんとのバイブの交わりあい。

うーーーーん 楽しすぎる。
決して上手ではないし趣味だけども、出会えてよかったものの1つです。

そして今回のメンバーは、私が大学1年生の時カリスマと呼ばれていた先輩たち。
いつか一緒に踊りたいな が10年以上時を経て、実現しました。
つながりに感謝します。

さて、0から1作業、ダンスよりちょっと苦しい作業を今月中旬に向けて
始めないと!






2011年5月9日月曜日

広がれ

ずっと去年の終わりくらいから、しっくりこないことがあった。

これまた去年くらいから、プライベートで沢山の人に出会う機会があり
その中で仲良くなる人が沢山できた。
どんどんつながって、広がって、今ぐるっと自分の周りを見回したら
数年前とは違う人に囲まれてる。もちろん、よりいっそう楽しく続いているつながりもありながら。

でも仕事ではなかなかそれが叶わない。
それがストレスだった。
ひろがらないー、つながらないー、っていうかあんまり興味がないーという閉塞感のある感じ。

まあ今回のことがそうなってくれるかは私次第でもあるし、まだ今は神のみぞ知るという段階だけれども
なんだか、今までプライベートで培ってきた感覚、また過去に養った知識を
生かせるかもしれないという機会に恵まれそう。

やりがいや、ミッションを感じたときの私はパッションマシーンとなって
突き進む傾向があるので、それに期待。
頑張れば次につながる可能性が広がることは、もう知ってるからね。


いいご報告ができるように頑張るかね。

2011年4月18日月曜日

つづく

つづく


でも続くものがある


この絵もまだつづく・・・

2011年4月9日土曜日

一瞬は永遠

学生時代に友達が「一瞬は永遠なんだ」とよく酔って語っていたけれど
全然分からなかった。

でも、ずっとひっかかっていて 彼が当時どういう説明をしたかさっぱり覚えていないのだけど
私なりの「一瞬は永遠」という解釈が今はもう出来上がってる。

人は死んじゃうから「永遠」というのはないので英語で言う for life. 今から死んじゃう前までのほうが
しっくりくるけれども。

私の中で ずっとつながってるだろうなぁ という人は
決して高い頻度で会ってる人ばかりじゃない。

その人と強く何かで共感したっていう瞬間を持っているかどうか。
その時の言葉で表せない感動は強く心に残って
そこにコネクションが生まれる。

くだらないこともあるよ。

高校時代のルームメイトが、叔母がなぜか私に送ってくれたピンクの全身タイツを着て
爆笑したりね。

もしくはまたも同じルームメイトが持っていたパンツがなぜか
毎回洗うたびに脚の部分が2倍くらいの長さに伸びて夜中に爆笑したりね。

占い師に「あなたに合う人は悪く言うと奇人変人です」と言われていたところ
初対面で「私のタイプは奇人変人なの」って自己紹介してきた子とかね。

まじめなのはそうね。

高校時代に祖母の死を電話で知って悲しんでる私に
「とても悲しいことだけど、そのことで今私たちが生きていることに感謝できるのはとてもありがたいことだね」と
励ましてくれた同じ年の友達の言葉だったり

ずっと連絡とってなくて、ふと恋しくなって電話したら、同時にその子も私に電話をしていて
お互い電話中になっていたことだったり

母が救急車で運ばれたことを電話で知ったときに、会話の内容も言葉が違うから
分からないはずの友達がそっと隣に来て肩を抱きしめてくれていたことだったりね


そういうの今思い出してもじんとくる。あるいはそのときと同じように笑っちゃう。
一生もう会うことがない人もいるかもしれないけど、それはそれでいいの。



共感が一瞬を永遠にするんです。
こういうのまだまだ増えていくといいね。
人生がカラフルに豊かになるということは、この一瞬がどれだけたくさん持てるかということに
大きくつながってると思うんです。





















2011年3月18日金曜日

hope


頭がいつも逃げてしまいそうだから

2011年3月17日木曜日

あんぱんまん

アンパンマンはどうして こんなにも長い間
子供たちに、はたまたまだ自我が芽生える前の赤ちゃんにまで好かれるんだろう。
と先日友人と話していました。

私も彼には特別な思い入れがあります。

妹が小さかった頃、当時ファンであった彼女のために
絵描き歌を覚えて、よく描いてあげていました。
イギリスに行った時も妹は繰り返し同じビデオを見ていました。
平和な思い出が彼と共にあるのです。

今日、アンパンマンのシナリオライターであるという
島田満 さんがこんなtweetをしていました。

「 先日、久しぶりにアンパンマンのシナリオを書きました。原作者のやなせたかし先生は戦場で第二次世界大戦を経験し、大勢の人々が命を落としていくなかで、正義とは何か、長い間考え続けたといいます。そしてたどりついた答えは「正義とは、おなかがすいた人に食べ物をさしだすこと」だと。 」

「 そして先生はアンパンマンをうみだしたんです。おなかがすいた者を助け、いたわり、自分の顔をちぎってさしだすアンパンマン。どんなときも勇気をもち、自らの体をさしだす無償の行為でみんなを支えるのです。いま東北で食糧がたりず都内でパンが消える非常事態に、アンパンマンの正義を思い出します。」

「アンパンマンがおなかがすいた人に自分の顔をちぎって与えるという行為には、第二次世界大戦を経験したやなせ先生のこんな深いメッセージがこめられていのです。 」


アンパンマン誕生にそんな想いが込められていることを初めて知りました。
そうか、だからあの歌はあんなにも命について、使命について、愛について語っているんだな。




【作詞】やなせたかし【作曲】三木たかし
 そうだ うれしいんだ 生きる よろこび たとえ 胸の傷がいたんでも
 なんのために 生まれて なにをして 生きるのか こたえられない なんて そんなのは いやだ!
 今を生きる ことで 熱い こころ 燃える だから 君は いくんだ ほほえんで
 そうだ うれしいんだ 生きる よろこび たとえ 胸の傷がいたんでも ああ アンパンマン やさしい 君は いけ! みんなの夢 まもるため
 なにが君の しあわせ なにをして よろこぶ わからないまま おわる そんなのは いやだ!
 忘れないで 夢を こぼさないで 涙 だから 君は とぶんだ どこまでも
 そうだ おそれないで みんなのために 愛と 勇気だけが ともだちさ ああ アンパンマン やさしい 君は いけ! みんなの夢 まもるため
 時は はやく すぎる 光る 星は 消える だから 君は いくんだ ほほえんで
 そうだ うれしいんだ 生きる よろこび たとえ どんな敵が あいてでも ああ アンパンマン やさしい 君は いけ! みんなの夢 まもるため

2011年3月14日月曜日

friends

地震の翌日、友達の家からお昼に家に戻った。
電力不足とのことで、暖房も照明も消して過ごした。
テレビはずっとつけていて、いつでも逃げられるように服を着たまま。

twitterの威力を感じ、人の強さと温かさを感じた。
一人のスペースが欲しかったので、あえて一人で過ごしたのだけれど
テレビからずっと流れている映像と地震の警告音に緊張が続き
やはり気が滅入ってしまった。

2日後の日曜日。きれいに晴れた。
TVを消して音楽を聴いた。深呼吸。
夜のご飯に声をかけてもらって、その仲間の家まで散歩。
元気な皆を見たら力が抜けた。

夕方からは幡ヶ谷の龍口酒家に大勢の友達が集合。
笑って食べて飲んで、すっごいじんわり嬉しかった。
はしゃいだら水をコップ一杯自分にこぼしてしまったほど。

斜め前の友達が涙目で私を見てた。
ふざけていた私を見て「ああ そうやってふざけてるの見れて安心したよー」って。
ああ、私は幸せ者だなぁ。嬉しいなぁって感じたよ。ありがとね。


生きてるのはとてもキラキラしていることだね。
生かしていただき本日もありがとうございます。
色々と気づかされた3日間。

不安な夜を過ごしている人たちがいっぱいいる。
寒い思いをしている人たちがたくさんいる。
見つけてもらえない人もきっとまだたくさんいる。
どうかより多くの人が助かりますように。


東北地方太平洋沖地震

3・11.2011
東北地方太平洋沖地震発生。
金曜日。週末のスノボ旅行を楽しみに早く仕事を終わらそうと思っていた。

突然揺れを感じた。けれど、いつものことだと鳩サブレをのんきに食べていた。
たまたま同僚と二人しかオフィスにおらず、机の下に隠れる彼女に
「大丈夫だよー」と言っていた。
揺れが大きくなったので、一応机の下に一緒にもぐる。
隣にある本棚が揺れていたので、右手で支えたが、揺れ具合が今までに感じたことのないもので
初めて身の危険を感じた。
靴を履こうと思っても、ぐらぐらして走れない。

やっとのことで9Fから非常階段で走り降りた。
1Fに着いたものの、非常扉が閉まっていて、見慣れない風景に方向感覚を失う。
原宿の駅前にはいつものように修学旅行生がたくさんいた。
パニックしている子達に、冷静さを奪われてしまいそうで、道を渡った。
竹下通りの入り口にあるアーチがぐらぐら揺れていた。

揺れがおさまったので、階段を上りオフィスに戻ると
倉庫にある蛇口が何かの反動でひねられていて、書類の入ったダンボールが水浸し。床にも水が溜まっていた。
食器棚からはガラスのコップが出て割れていた。
上司の引き出しは開いていて、書類が床に散らばっていた。
支えていた本棚の上にあったモデムたちが、コードにひっかかって床に落ちることはなかったようだが
宙ぶらりん。PC本体は倒れていた。

そこで2回目の大きな揺れ。
今度は貴重品をすべてもって駆け下りた。

上司に外で会い、状況報告。
その後、管理人さんにモップ、ほうき、ちりとりを借りて
水浸しの床を掃除、ガラスの破片の処理。

締め切りがあったフランスの会社に連絡。納期を延ばしてもらう。

津波の映像に放心状態。
何が起こったのか分からない。
家族に電話するもつながらない。

twitterでの情報が一番頼りになった。
DMで友達とコンタクト、安否の確認。
万が一のときにお世話になれる友達の力強いコメントに励まされる。

家族の安否も確認。
文京区の祖母の家に集合した様子。

22時まで会社で様子をみる。
上司がコンビニのグラタンを買ってきてくれた。

その後上司に家まで送ってもらった。
道には交通手段のなくなった人たちが大勢静かに歩いていた。

23時帰宅。
家の被害は特になかった。

その後壁の亀裂を3箇所発見。
余震はまだまだ続く。キッチンに引っ掛けてあるグラスがキンキン鳴ると揺れている証拠。

近所の友達の家に25時ごろに着く。
TVはずっとつけっぱなし。
朝5時前に眠りに着いた。
友達のおかげで安心して睡眠を取れた。



2011年3月8日火曜日

I died


3/13(木)に表参道にあるPASS THE BATTONに行ってきました。



Freitagという

スイスのメッセンジャーバッグのブランド。商品はトラックの幌で作られていて超頑丈。


そのイベントがあったのだけれども、行ったころには終わっていました。



そして死んできました。


自分のバッグにfreitagのタグをつけて、死んで、それを写真に撮ってもらうという
YOU AND YOUR BAGという企画でした。w


死因はもじゃもじゃすぎるということでした。

こういう企画っておもしろい。自分のバッグっていうのがチャーミングね。


tweetされましたが、名前が間違えて伝わっておりました というオチあり。


2011年3月6日日曜日

becoming a mother

友人のMの大事な子供に
「ママの好きなところはどこ?」って聞いたら
「全部」って言ってママにキスした。

母への子供の愛は完全で100%。
どんなにはちゃめちゃしてても
ぶれない。

ぎゅっとなった。
母になりたいなって思ったよ。
素敵な光景だったよ。


2011年3月3日木曜日

映画

最近見た映画

①マディソン郡の橋
グラン・トリノに続き、監督としてのクリント・イーストウッドを尊敬するに至った作品。
4日間の大人のラブストーリー。
些細な表情や言葉や言動がとても丁寧に描写されていた。
恋って時間じゃなくって、その濃度で決まってくるものなんだなぁと感じた。
でもきっかけを作るのは女性なんだなっていうのも学びました。
不倫の話だから好き嫌いはあると思うのだけど、と言っても不倫を肯定する気はないけど
そういう倫理観とはかけ離れた次元の物語。若いときに見ても分からなかっただろうな。

②ヒア・アフター
これもクリント監督。友情、真実の愛を描いたかと思ったら、今度は死がテーマ。
どこまでクリントは悟っているのだろう。どんなにリッチな経験を積んできたんだろう。
そしてそれを正面からきちんと描ける熱意と人間力、そして技術に感動した。
見えない力で人はつながっていて、そのつながりからドラマが生まれる。
死を通しての人生の美しさや儚さが描かれてる。私は身近な人を亡くした経験がないけれど
それを経験したら、また違う視点から感じるところがたくさんあるんだろうな。

③野ばらパーマネント
菅野美穂、江口洋介主演。
何でもやさしく受け入れて、肯定してやさしく微笑んでる人たち。
最後に大どんでん返し。映画の醍醐味。日本のsixth sense的な物語。
珍しくぜんぜん寝れない日に朝方から見始めて、終わったころには小鳥がさえずっていた。
狂気と正気は紙一重なのかもしれないね。

④英国王のスピーチ
イギリス人のふふっと笑ってしまうやりとりが満載の心温まるストーリー。
知らない間に自分の中で、まるで自分の一部のように凝り固まってしまったトラウマが
友情によって気づかされ、溶かされて、そこから抜け出す様子がわざとらしくなく、
ゆっくり描かれていく。
頑固で認めたくなくて、人にどう見られるかを気にしすぎて隠してしまう。
でもそこが自分にはとても辛くて抜け出したくて、でもどうしていいか分からなくって。
過去の自分とダブルところがあったなぁ。
必要なのは自分を出すちょっとの勇気と、それを見てくれている友達と、そして最後には自信。
自信ってある日突然生まれない。自分が出した分だけ、積み重なっていくものです。


ブラックスワンが今一番見たい映画だな。

2011年3月1日火曜日

works


フォームが官能的ですよね


大きいです

works
















2011年2月28日月曜日

怒り

くすぶってる怒りというのはやっかい。

もう忘れてると思っていても実はまだ残っていたりする。
それはふとした瞬間にはっと気づいたり、誰かの言葉に気づかされたりする。
とても動揺する。

それは怒りなのかも分からないのだけど。
自分に対する思いなのかも知れないけど。

そういうのを貯めているのはきっと体的にも負担なんだろうな。

そういう感情が上書きされるくらいのことがたくさんあれば
自然消滅するのかな。
すべてが昇華されますように。

もっと時間が必要なのだろうな。
let it slowly fade out!

ぜんぶOK!



アウトプット 会うとぷっと

アウトプットをずっとしていないと、錆付く。

ダンスもそうだし絵もそうだし字もそうだし気持ちもそう。

していないと、やり方も感覚も忘れてしまう。

私が最近そうだな。
なんだか鈍ってる。

気づいたらアウトプットしたいことも分からなくなってしまうかもしれない。

危機感。
緊張感。


高校生のとき毎日感じていたこと。
今日仕事中にふと思い出したんだ。


自信がないからびくびくしたりどきどきしたりしたけど
でも一生懸命に毎日いたよね。
でそこでベストの自分になるよう毎日努力してたな。
かわいいな。



どこでも

展覧会のアップデートもせぬまま月日が経っております。
近々アップ予定なのだけども。。


最近色々なつながりを感じる。
犬も歩けば棒に当たる とはちょっと違うけれども、
私も歩くと色々当たる。

ハワイに行けば友達にばったり会うし
30分の散歩にでかけただけなのに、またそこにも過去との出会いがあったりする。
パタパタとつながっていくのです。


母が以前言っていたことでとても印象に残っていることがある。(本人は忘れてたけど)
こんなに大勢の人間がいる世界でなぜ出会うのか。
なぜ父と出会うことになったのか。

それは
「送り込まれてるのよ」ということでした。

神様か分からないけど、最初から同じエリアに送り込まれてるんだって。


でも分かる気がする。
最近生きてることって、ビジュアル的に表現すると
白いキャンバスの前あるから良く見えない蜘蛛の巣があって
それに色がついた砂を、パッて投げると、そこにつながってる糸を発見するような作業のよう。

弟が婚約したら、彼女のお姉さんが実家の隣の弟の同級生と知り合いだったみたいにね。


どこでどうつながってるか分からない
でも最初からつながってるのかもね。


不思議だけどそうなのだと思う。

そういう見えない「つながり」が描かれているのが
クリント・イーストウッド監督の『ヒアアフター』

私はまだ身近な人の死を経験していないのだけれど
胸が苦しくて、たくさん泣きました。

やっぱりね、見えない力っていうのはあるのですよ。
21歳からずっとそこは変わらない。

で、君はどうするんですかね ってところです。
いつも。

ワインは危険ね。