2009年10月17日土曜日

フォンテヌブローの森

大学時代フランス語が好きで授業も真剣に聞いていた。
毎週暗唱のテストがあった。
フォンテヌブローの森に週末行くのよ っていう台詞があって、
この名前は知ってた。
そしたら不思議なご縁で、上司の中学時代の友達が、フォンテヌブローにすんでいる知人の家で
音楽会をするからと誘っていただくことに。

ユネスコの職員で、素敵な女性のおうち。
近所のフランス人の老夫婦が続々集まって、あっという間に100人ほどに。
ユネスコの資金集めでもあったようです。


これがおうち。写真の女性は、この度ユネスコ事務局長に 就任された磯村氏の奥様。
とてもチャーミングな方でした。戦前のフランス帰国子女。

納屋を改築して音楽ホールに。


上を見上げれば可愛いシャンデリア。



バイオリン、ピアノ、チェロの三重奏。
息を合わせるというけれど、こんな間近で見れたために
実際に鼻息でタイミングを合わせることが分かった。
途中から私も一緒に息していた。
この後、磯村氏のスピーチ。ユネスコ事務局長就任のスピーチ。
大変大変素晴らしい。一瞬にしてみんながファンになっていく様子が手に取るように分かった。
フランス語ほとんど分からないけど、その素晴らしさは十分に分かった。
その後スピーチの内容を日本語でやさしく説明してくれた。
ネットの発達で間接的なやり取りが増えている中で、このライブだからこその一体感は
とても貴重で、それこそ大事なことであると。世界レベルにしても実際に触れ合うことによって
人は一つになれるんだ。
偉い人というのは偉い。大学時代の先輩に言われたこの言葉。
本当にそう。
海外で素晴らしい日本人の方に多く出会えた。
これは何を意味するの?
意味は自分で解読しないとね。



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